五礼祠は、白村キム・ムンギ(1399〜1456)先生の学問と徳行を追悼し、それを継承するために建てられた場所です。
キム・ムンギ先生は世宗8年(1426)の科挙に及第し様々な官職を歴任しましたが、死六臣とともに端宗復位を図った事件により犠牲になりました。その後英祖7年(1731)に復官し、英祖33年(1757)には「忠毅」という諡号が下されました。
五礼祠は先生の子孫が1870年に建て、1994年に大規模な補修を経て今に至ります。現在残っている建物は外三門と追遠斎です。
端宗復位という朝鮮初期最大の政治的悲劇に命を懸けた一人の臣下の忠節が、300年余りの時を越えてこの場所に残っています。