美女峰は、美女が髪を長く垂らして横たわっているような姿に見えることから「美女山」とも呼ばれます。峰々が織りなす山容が、女性の長い髪とはっきりした顔の輪郭、ふくよかな胸と腹の形をくっきりと示しているといいます。
美女峰には2つの伝説が伝わります。昔ここが海だった頃、将軍の乗った小舟が漂流してきたため、玉皇上帝が娘を地上に送って彼を救わせました。ところが将軍と娘が互いに恋に落ちると、これに怒った玉皇上帝が二人を永遠に山の姿にして横たわらせたという話です。
山のシルエットそのものが物語を宿しているという点が、美女峰を単なる登山コース以上のものにしています。