数十万年前、火山から流れ出た熱い溶岩が自ら掘り抜いて通り過ぎた巨大な地下トンネル——済州の万丈窟です。
溶岩が流れながら表面は固まり中は流れ続けて抜け出し、できた溶岩洞窟で、総延長約7.4kmに及ぶ世界的にも屈指の規模です。2007年に「済州火山島と溶岩洞窟」の一部としてユネスコ世界自然遺産に登録されました。
一般公開された約1kmの区間を歩くと、溶岩が流れた波の跡、壁に残る溶岩の棚、天井から固まって垂れた溶岩鍾乳石、そして洞窟の終点を守る高さ7.6mの巨大な溶岩石柱に出会えます。この石柱は世界最大級です。
韓国人にとって万丈窟は、済州の火山島としてのアイデンティティを体で実感できる代表的な地質名所です。
ただ正直に言うと、床が凸凹で暗く濡れていて滑りやすく、片道1kmを歩いて引き返す必要があり、脚がかなり疲れます。
真夏でも内部の気温は10度前後で涼しいので、上着と滑り止めの靴を用意し、城山日出峰・榧子林など東部の名所と合わせて巡るのがおすすめです。
拝観時間は09:00〜18:00(入場は17:10まで)、毎月第1水曜休み、入場料があります(訪問前に確認推奨)。