世田谷代官屋敷は、江戸時代中期以降、彦根藩世田谷領20か村の代官を世襲した大場家の役宅で、大場代官屋敷とも呼ばれています。大名領の代官屋敷としては都内唯一の存在であり、昭和27年11月3日「都史跡」に指定されました。同時に同家所蔵の古文書は一括して「都重宝(現在都指定有形文化財)」に指定されています。さらに、現存する大場家住宅主家及び表門の2棟が、近世中期の代表的上層民家として、よくその旧態を保存し、貴重な建造物であるとの理由で、昭和53年1月21日、住宅建造物としては都内で初めての国の「重要文化財」に指定されています。