葛川書堂は、朝鮮明宗の時代に光州牧使を務めた葛川イム・フンが、官職を辞した後に故郷で後進を育てるため弟イム・ウンとともに1573年に建てた書堂です。その後1878年に子孫が重建し、今に至ります。
イム・フンは生員試に合格し光州牧使を務め、掌隷院判決事に任命されましたがこれを拒否して故郷に戻り、後進の育成に力を注ぎました。孝行により旌閭も受けています。建物は正面5間の講堂と正門からなる素朴な構成です。
華やかな史跡というより、官職を退き故郷で弟子を教える人生を選んだ一人の士人の志がそのまま残る場所です。