北村嘉会洞にある白麟済家屋は、日本統治時代の韓屋様式をそのまま保存している代表的な近代韓屋です。
北村を一望できる2,460㎡の敷地の上に、堂々とした舍廊房を中心にゆったりとした内房と広い庭園があり、最も高い場所には小ぶりな別堂が建っています。伝統的な韓屋の美しさを保ちながら近代的な変化を取り入れた構成のおかげで、建築規模や歴史的価値の面で尹潽善家屋とともに北村を代表する建築物として紹介されています。
特に、1907年の京城博覧会で初めてソウルに紹介された鴨緑江の黒松を使って建てられた点も興味深いところです。名前からも分かる通り、外科医の白麟済が暮らした家で、何度も持ち主が変わりながら時代の痕跡を共に抱えてきた空間でもあります。
北村の路地を歩きながら立ち寄り、韓屋の内部まで見学できる数少ない場所なので、北村散策コースに加えるのにおすすめです。