慶州良洞村松簷宗宅は、慶州孫氏の大宗家で、この村の始祖となった良敏公ソン・ソ(1433〜1484)が朝鮮成宗15年(1484)に建てた家です。
良敏公の息子ソン・ジュンドン先生と、その外孫である晦斎イ・オンジョク(1491〜1553)先生が生まれた場所でもあります。イ・オンジョクは玉山書院でも称えられる朝鮮の代表的な性理学者で、この家が彼の生誕地であるという事実だけでも歴史的意義が格別です。一字形の大門棟の中にロの字形の母屋があり、舍廊房の裏手の高い場所に神門と祠堂があります。母屋は屋根の側面が八の字を描く独特な構造です。