新羅善徳女王の時代に創建された千年古刹——祇林寺です。
最初は「林井寺」という名で建てられ、後に元暁大師が道場を大きく広げた際に「祇林寺」と改称されたと伝えられています。
寺は大きく二つの区域に分かれています。本殿である大寂光殿と樹齢500年を超える大きな菩提樹がある区域、そして聖宝博物館・三聖閣・冥府殿・観音殿が集まる区域です。大寂光殿はエンタシス柱を用いた多包式切妻屋根の建物で、朝鮮初期の仏像様式を備えた三尊仏を祀っています。すぐ隣の五百羅漢殿の前には三層石塔が立っています。
聖宝博物館には宝物に指定された乾漆菩薩半跏像をはじめ、貴重な仏教文化遺産が数多く収蔵されています。もう一つ注目すべきは「五種水」と呼ばれる湧き水で、五つの異なる味がすると言われ、これを飲みに訪れる人もいます。
慶州市内の遺跡群とはまた違った、山中の寺ならではの静けさを感じられる場所です。テンプルステイ・山寺体験プログラムも運営しています。
観覧時間は夏季08:00〜18:00、冬季08:00〜17:00、年中無休です。